【エルデンリング】軽装のメリット・デメリットと最強ビルド解説
【エルデンリング】軽装のメリット・デメリットと最強ビルド解説
エルデンリングの広大な世界を探索する中で、「軽装」というプレイスタイルに興味をお持ちの褪せ人様も多いのではないでしょうか。軽装は、その名の通り装備の重量を極限まで抑えることで、高い機動力と回避性能を手に入れる戦い方です。しかし、メリットだけでなく、注意すべきデメリットも存在します。
この記事では、エルデンリングで軽装を選ぶメリットやデメリット、おすすめのビルド、そしてボス攻略に役立つ情報まで、網羅的に解説いたします。あなたのプレイスタイルに合った情報をぜひ見つけて、円卓の祝福に導かれてください。
- 軽装ならではの機動力と回避性能を最大限に理解できます
- 軽装で起こりうるデメリットとその対策を知ることができます
- あなたに最適な軽装ビルドのヒントを得られます
- 難敵との戦いを有利に進める軽装の活用術が分かります
エルデンリング軽装の基本とメリット・デメリット
- エルデンリング軽装とは?基本的な理解
- エルデンリング軽装のメリット
- エルデンリング軽装のデメリット
- 軽装における回避性能の重要性
- ローリングの種類と軽装の優位性
- 軽装時のスタミナ回復と管理
- 装備重量負荷と軽装の密接な関係
エルデンリング軽装とは?基本的な理解
エルデンリングにおける軽装とは、装備重量を最大重量の30%以下に抑えることで得られる特殊な状態を指します。この状態になると、「軽ロリ」と呼ばれる軽量ローリングが可能になり、キャラクターの機動力が格段に向上します。装備の重量を調整することで、単に見た目を変えるだけでなく、ゲームプレイに大きな影響を与える要素なのです。
褪せ人様、軽装はただ軽いだけでなく、戦闘スタイルを根本から変える可能性を秘めているのですよ。
エルデンリング軽装のメリット
軽装を選択することで、エルデンリングの戦闘において数多くのメリットを享受できます。まず最も大きな特徴は、圧倒的な回避性能です。軽ロリは、中ロリと同じ無敵時間を持つ一方で、ローリング距離が非常に長く、移動速度も速いため、敵の攻撃をより広範囲で避けやすくなります。特にパッチ1.06以降、軽ロリは大幅に強化され、その移動距離の長さは顕著になりました。
また、衣装調整によって装備の重量が軽くなることで、キャラクター全体の機動力が向上します。これにより、バックステップの距離が伸びるほか、クイックステップや血の歩法といった戦技の移動距離も長くなるため、素早い位置取りや連続攻撃からの離脱が容易になります。このように、軽装はスピードを重視する戦い方を促進し、手数を増やして攻める立ち回りを可能にするのです。
軽装の主なメリット
- ローリング距離が長く、移動速度も速い軽ロリが可能
- バックステップや特定の戦技の移動距離が伸びる
- 青色の踊り子のタリスマンを最大限に活用できる
- 物理ダメージを与える輝石魔術の威力が上昇する
- 特定のボス(マレニアなど)の攻撃を回避しやすくなる
エルデンリング軽装のデメリット
一方、エルデンリングで軽装を選ぶ際には、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。最も顕著なのは、防御力が大幅に低下する点です。鎧などの重い防具を装備できないため、敵からのダメージを受けやすくなります。また、衣装調整を行うと守備力や各種耐性値が下がるだけでなく、攻撃力までもが低下してしまうケースもあります。
軽装は防御を捨てて回避に特化するスタイルと言えるでしょう。一撃の重さを回避でいなすことが求められますね。
そして、前述の通り、軽装にすると強靭度が低くなるため、敵の攻撃を受けても怯みやすくなります。特にPvEでは、ある程度の防御力や強靭度が確保された「中ロリ」ビルドが推奨されることが少なくありません。軽装は属性カット率なども激減するため、純粋に「重さのメリットが少ないのにデメリットしかない」と感じるプレイヤーもいるようです。
軽装における回避性能の重要性
軽装ビルドの真価は、その卓越した回避性能にあります。装備重量が最大重量の30%以下で発動する軽ロリは、中ロリと同等の無敵時間を持ちながら、より長い距離を、より速く移動できるのが大きな特徴です。これにより、敵の広範囲攻撃や連続攻撃に対しても、比較的安全に回避することが可能になります。
ローリング中の動きには無敵時間(iFrames)が設定されており、この時間を活用して敵の攻撃に合わせてローリングすることで、容易に敵の背後を取ったり、反撃の機会を作り出したりできます。バックステップも消費スタミナは少ないものの移動距離が短いため、基本的にはローリングでの回避がメインとなります。この回避性能を最大限に引き出すことが、軽装ビルド成功の鍵と言えるでしょう。
ローリングの種類と軽装の優位性
エルデンリングのローリングは、装備重量の割合によって大きく3つの種類に分かれます。それぞれのローリングには異なる特徴があり、軽装は最も機動力の高いローリングを提供します。
| ローリングの種類 | 装備重量の割合 | 特徴 |
|---|---|---|
| 軽ロリ | 0%〜30% | ローリング距離が長く、移動速度が速い。硬直時間が短い。中ロリと同等の無敵時間。 |
| 中ロリ | 30.1%〜70% | 標準的なローリング。軽ロリより距離は短いが、十分な無敵時間を持つ。 |
| 重ロリ(ドッスン) | 70.1%〜100% | ローリング距離が短く、移動速度も遅い。無敵時間がほとんどなく、硬直時間が長い。 |
ご覧の通り、軽ロリは他のローリングと比較して、移動距離と速度において圧倒的な優位性を持っています。これが、軽装が回避重視のプレイスタイルにおいて強力な理由です。装備重量が100.1%を超えると、移動速度が大幅に低下し、バックステップやローリング自体ができなくなるため、重量管理は非常に重要になります。
注意点:過去作(ダークソウル3など)では30%を超えると性能が落ちるとされていましたが、エルデンリングでも同様の傾向です。基本的に中ロリの範囲に留めておくのが無難と考えるプレイヤーも少なくありません。
軽装時のスタミナ回復と管理
軽装ビルドでは、スタミナの回復と管理が特に重要になります。機動力を活かして手数を増やす戦い方をするため、スタミナ消費も多くなる傾向があるからです。持久力を上げることでスタミナの上限が増え、行動の幅が広がります。
また、スタミナ回復速度を上げる効果を持つ「大亀の甲羅」のような盾を装備することも有効な手段です。軽量ビルドは、仮にスタミナを使い切るほど攻撃を繰り出しても、ワンロールで安全圏まで離脱できるため、スタミナ管理がしやすいという側面も持ち合わせています。しかし、特大系の武器を扱う場合など、一撃のスタミナ消費が大きい状況では、ローリングに回すスタミナが不足する可能性もあるため、注意が必要です。
装備重量負荷と軽装の密接な関係
装備重量負荷は、キャラクターの機動力に直結する重要なステータスです。エルデンリングでは、装備している重量が最大重量に占める割合によって、ローリング性能が変化します。軽装を目指すには、この装備重量を最大重量の30%以下に抑えることが絶対条件となります。
装備重量の最大値は「持久力」ステータスを上げることで増加します。また、タリスマンの「黄金樹の恩寵+2」や「大壺の武具塊」などを活用することで、装備重量の上限を底上げし、軽装を維持しつつも多少の防具を身につけることが可能になります。重量が7割以上になると動きが目に見えて遅くなり、戦闘難易度が跳ね上がるため、常に最適な装備重量を維持することが求められます。
エルデンリング軽装を活かすビルドと攻略
- エルデンリング軽装ビルドの組み方
- エルデンリング軽装でおすすめの防具
- 軽装と強靭度の関係性
- エルデンリング軽装でのボス攻略のコツ
- まとめ:エルデンリング軽装で快適な探索を
エルデンリング軽装ビルドの組み方
エルデンリングで軽装を活かすビルドを組むには、回避性能を最大化しつつ、火力や特定の能力を強化することが重要です。一例として、軽量ローリングと多様な戦技・武装を両立する「技のデパート軽ロリ技量戦士」のようなビルドが挙げられます。これは、主に技量にステータスを振り分け、素早い攻撃と回避を組み合わせるスタイルです。
また、PvPを考慮したLv140の対人ビルドでは、「140軽ロリ戦士の決定版」として、軽ロリを維持しつつ、防御力も確保する工夫が凝らされています。具体的には、兜に雑兵の金帽子、胴鎧に霊廟騎士の鎧(軽装)、手甲に戦魔術師の腕巻き、足甲に旅のズボンといった組み合わせが提案されています。タリスマンには、黄金樹の恩寵+2や大壺の武具塊で装備重量を増やし、大山羊のタリスマンで強靭度を補強する構成が一般的です。
ビルドは無限大の可能性を秘めていますが、軽装を選ぶなら「何を捨てて、何を得るか」を明確にすることが肝要です。
武器選択も重要で、爪や重刺剣(グレート・エペ)など、軽量でありながら高い性能を持つ武器がビルドに採用されることがあります。防御力を犠牲にする分、攻撃を避け、相手に隙を与えずに手数を増やす、これが軽装ビルドの基本戦略となります。
エルデンリング軽装でおすすめの防具
エルデンリングで軽装ビルドを組む際、おすすめの防具は、その軽量さと、もしあれば固有のスキルや耐性を持つものになります。すべての防具が衣装調整によって「軽装」になるわけではありませんが、調整が可能な防具を活用することで、多少の防御力を確保しつつ軽量化を図ることができます。
例えば、「霊廟騎士の鎧(軽装)」や「矢地騎士の鎧(軽装)」などは、見た目と性能のバランスが取れています。また、「ラダーンの獅子鎧(軽装)」は、祝福で衣装調整することで入手でき、元々の防御力をある程度残しつつ軽量化できる選択肢となります。さらに、「魔術剣士の旅装束(軽装)」は、輝石魔術の戦技の威力を2%上昇させる効果があり、魔術系の軽装ビルドには特におすすめです。このような防具をうまく組み合わせることで、軽装でありながらも特定の能力を強化することが可能になります。
軽装と強靭度の関係性
強靭度は、敵の攻撃を受けても怯みにくくなる重要なステータスです。しかし、軽装ビルドでは強靭度を確保するのが非常に難しいという課題があります。ほとんどの重装防具を装備できないため、軽装で高強靭度を目指すのは現実的ではありません。
一般的に、対人戦を考慮する場合、重装備による高い強靭度がほぼ必須とされています。強靭度61程度ないと、直剣や曲剣などの片手弱攻撃でも怯んでしまうことがあります。軽装を選択する際は、強靭度が低くなることを前提とし、敵の攻撃は「避ける」ことを徹底する必要があります。どうしても強靭度を補強したい場合は、「大山羊のタリスマン」などを活用することで、多少の強靭度を上乗せすることは可能です。
注意点:軽めの防具で高いカット率と強靭度を両立するものは、残念ながらエルデンリングにはほとんど存在しません。そのため、軽装での強靭度確保は非常に困難であると理解しておきましょう。
エルデンリング軽装でのボス攻略のコツ
エルデンリングのボス攻略において、軽装は高い回避性能を活かした立ち回りで真価を発揮します。軽ロリの長い無敵時間と移動距離は、攻略や対人で遭遇する厄介な攻撃の数々を楽々回避することを可能にします。
特に、マレニアのエオニアのような特定のボスの攻撃は、軽装でないと完全に避けにくい場面もあるため、軽ロリはボス攻略の強力な武器となり得ます。軽量系の武器を使うビルドであれば、軽装は非常に有効な装備構成となるでしょう。スタミナを使い切るほど攻撃しても、ワンロールで安全圏に出られるため、手数を増やしやすいのも大きなメリットです。
軽装でのボス攻略のヒント
- ボスの攻撃パターンを覚え、無敵時間を活用した回避を徹底する
- スタミナ管理を意識し、常にローリングできる余力を残す
- 攻撃チャンスを見極め、回避後に手数を増やす
- 特定のボス戦では「羽根付き結晶雫」で一時的に軽ロリを強化する
- 生命力を高め、タリスマンなどでカット率を補強することも検討する
終盤のボスは攻撃力が高く、軽装では一撃死することもあります。そのため、防御力を回避で補うだけでなく、生命力を高める、あるいは「竜印のタリスマン」などでカット率を上げる工夫も忘れないでください。
まとめ:エルデンリング軽装で快適な探索を
エルデンリングの軽装は、高い機動力と回避性能を手に入れるための魅力的なプレイスタイルです。多くのプレイヤーを魅了するこの軽装について、本記事で解説した内容を以下にまとめます。
- 軽装は装備重量が最大重量の30%以下で発動する
- 軽ロリは中ロリよりもローリング距離が長く移動速度が速い
- 衣装調整で機動力や特定の戦技の移動距離が伸びるメリットがある
- 青色の踊り子のタリスマンや輝石魔術のダメージ上昇効果がある
- 防御力や強靭度が低くなる点が軽装の大きなデメリットです
- PvEでは中ロリが推奨されることが多い点も理解しておきましょう
- 軽装ビルドは回避性能を活かし火力と特定の能力を強化することが重要でする
- 技量戦士ビルドや対人向けビルドで軽ロリを最大限に活かせます
- 霊廟騎士の鎧(軽装)や魔術剣士の旅装束(軽装)などがおすすめです
- タリスマンで装備重量や強靭度を補う工夫が必要です
- 軽装では強靭度を確保するのが難しいため回避が重要になります
- ボス攻略では軽ロリによる回避が非常に有効となる場面があります
- マレニアのエオニアなど、特定のボス戦で軽装が活躍します
- スタミナ管理と攻撃チャンスを見極めることが攻略の鍵です
- 生命力強化やカット率補強も軽装でのボス攻略では重要になります
軽装は上級者向けの側面もありますが、その高い機動力と爽快感は、一度体験すると病みつきになることでしょう。ぜひこの記事を参考に、あなただけのエルデンリング軽装ビルドを構築し、広大な狭間の地を縦横無尽に駆け巡ってくださいね。
