おおきく振りかぶってネタバレ網羅!あらすじ・登場人物・完結予想まで徹底解説
おおきく振りかぶってネタバレ網羅!あらすじ・登場人物・完結予想まで徹底解説
ひぐちアサ先生による高校野球漫画『おおきく振りかぶって』は、その繊細な心理描写で多くのファンを魅了していますね。
この作品は「おお振り」という愛称で親しまれており、主人公・三橋廉と捕手・阿部隆也のバッテリーを中心に、新設された西浦高校野球部の挑戦が描かれています。しかし、漫画は現在も連載中であり、アニメも途中までしか描かれていないため、「いったいどこまで物語が進んでいるのだろう」「最終回はどうなるのだろう」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
- 『おおきく振りかぶって』の全体像と魅力を深く理解できます
- 漫画の最新話からアニメの最終回までのネタバレ情報を詳細に把握できます
- 主要登場人物たちの成長や、阿部と三橋の関係性の変化を追うことができます
- 現在進行中の物語のあらすじや、今後の展開について予測するヒントが得られます
おおきく振りかぶっての基本情報とアニメ版ネタバレ
- 『おおきく振りかぶって』とは?作品概要を解説
- 西浦高校野球部の挑戦!初期のあらすじネタバレ
- アニメ『おおきく振りかぶって』の最終回と各期ネタバレ
- 阿部と三橋のバッテリー関係をネタバレ
『おおきく振りかぶって』とは?作品概要を解説
『おおきく振りかぶって』は、ひぐちアサ先生が手掛ける高校野球漫画です。講談社の「月刊アフタヌーン」にて2003年11月号から連載が始まりました。この作品は、単なるスポーツ漫画としてだけではなく、登場人物たちの細やかな心理描写や日常の情景が丁寧に描かれていることで高く評価されています。
例えば、2006年には第10回手塚治虫文化賞「新生賞」を、さらに2007年には講談社マンガ賞を受賞するなど、その質の高さは折り紙つきです。累計発行部数は1000万部を突破しており、多くの読者に愛され続けていることが分かります。
『おおきく振りかぶって』の魅力ポイント
- 気弱な主人公・三橋廉の成長物語
- 頭脳派捕手・阿部隆也との信頼関係の構築
- 新設された西浦高校野球部のリアリティ溢れる挑戦
- 緻密な心理描写と日常の描写
物語は、中学時代に「ヒイキでエースになった」というトラウマを抱える投手・三橋廉と、彼を一流のエースにすると決意する捕手・阿部隆也のバッテリーが主軸となります。彼らが所属する西浦高校野球部は、硬式になったばかりの新設チームで、部員は1年生がたった10人しかいません。このような状況の中で、彼らがどのように成長し、甲子園を目指していくのかが描かれているのです。
西浦高校野球部の挑戦!初期のあらすじネタバレ
西浦高校野球部は、全員が1年生というフレッシュな顔ぶれでスタートを切りました。監督の百枝まりあ先生(モモカン)の指導のもと、基礎体力作りからメンタルトレーニングまで、科学的なアプローチでチームは着実に強化されていきます。
三橋は、中学時代のつらい経験から自分に全く自信を持てずにいました。しかし、阿部との出会いが彼の人生を大きく変えることになります。阿部が「俺の言う通りに投げれば、お前はエースになれる」と三橋に告げたことで、三橋は少しずつですが、自分の投球とチームメイトを信じるようになっていくのです。
読者の声「三橋が自信を取り戻していく過程が本当に感動的ですよね!」
私「まさしくその通りです。阿部の言葉とリードが、三橋の心に光を灯していく様子は、作品の大きな見どころの一つです。」
西浦高校は、三星学園との練習試合で初勝利を収め、夏の大会へと挑みます。そして、運命の抽選で、初戦の相手が昨年の優勝校である強豪・桐青高校に決まるという展開になるのです。果たして、西浦高校は初戦突破を果たせるのでしょうか。
アニメ『おおきく振りかぶって』の最終回と各期ネタバレ
『おおきく振りかぶって』のアニメは、これまでに2期が放送されています。原作の魅力を丁寧に再現している点が特徴で、特にキャラクターたちの繊細な感情の動きは、声優陣の熱演によって見事に表現されていました。
アニメ第1期は2007年に全25話が放送され、桐青戦後の後日談が最終回として描かれています。皆でカレーを食べる和やかなシーンや、三橋との接し方に悩む阿部の姿が印象的でした。
一方、アニメ第2期「おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜」は2010年に全13話が放送されました。この期の最終回は「また始まる」というタイトルで、美丞大狭山戦での敗退後が描かれています。西浦高校のメンバーが甲子園優勝を目標に話し合い、阿部と三橋が今後の成長を誓い合う姿が描かれ、非常に感動的な締めくくりとなりました。残念ながら、アニメは夏の大会の途中までで終わっており、漫画の最新話には追いついていません。
アニメ版の注意点
- アニメは原作漫画の夏の大会途中までで、完結していません。
- 続きのストーリーを知るには、漫画を読む必要があります。
阿部と三橋のバッテリー関係をネタバレ
阿部隆也と三橋廉のバッテリーは、『おおきく振りかぶって』の物語の核となる要素です。阿部は、頭脳明晰な捕手として、三橋の類稀な制球力と変化球「まっすぐ」を最大限に引き出すリードを見せます。彼は、中学時代に組んでいた投手・榛名との苦い経験から、投手に不信感を抱く部分もありました。
しかし、三橋との出会いと、彼の純粋さに触れることで、阿部の中の投手に対する考え方も徐々に変化していきます。三橋は阿部の指示を絶対的に信頼し、阿部もまた、三橋を「ホントのエース」にするために全力を尽くすのです。二人の間には、時に衝突や誤解が生じることもありますが、深い信頼関係を築きながら成長していく姿が描かれています。
前述の通り、夏の大会後の合宿では、二人の関係改善のために「多くの時間を一緒に過ごす」ように指示されました。この経験を通して、お互いの理解が深まり、バッテリーとしての絆がより一層強固になっていく様子が描かれています。このように、二人の関係性の変化は物語の重要な鍵を握っていると言えるでしょう。阿部と三橋の成長は、この作品の大きな魅力の一つです。
漫画『おおきく振りかぶって』の最新ネタバレと完結予想
- 漫画『おおきく振りかぶって』は現在も連載中?完結ネタバレ
- 最新刊情報と何巻まで発売されているか
- 夏の大会編のあらすじネタバレ
- 夏の大会後〜秋の大会編のあらすじネタバレ
- 4市大会・新人戦編のあらすじネタバレ
- 2年生編の最新話ネタバレ
- 主要登場人物の結末と今後の展望(まとめ)
漫画『おおきく振りかぶって』は現在も連載中?完結ネタバレ
漫画『おおきく振りかぶって』は、驚かれるかもしれませんが、現在も月刊アフタヌーンで連載が続いており、まだ完結していません。そのため、「最終回ネタバレ」というキーワードで検索されている方もいらっしゃるかもしれませんが、残念ながら現時点では物語の結末は描かれていないのです。
作者のひぐちアサ先生は、作中で主人公たちの高校3年間を描きたいという意図を示していらっしゃいます。このため、物語は三橋たちが2年生に進級し、新たなステージへと進んだところです。最終的な結末が描かれるまでには、まだ長い道のりがあるかもしれません。ですが、その分、キャラクターたちの成長や葛藤をじっくりと追いかけることができるのも、この作品の醍醐味と言えるでしょう。
連載状況メモ
- 現在も「月刊アフタヌーン」で連載中
- 未完結作品であり、最終回はまだ不明
- 作者は高校3年間を描く意向を示唆
最新刊情報と何巻まで発売されているか
漫画『おおきく振りかぶって』は、現在も連載が続いているため、単行本も定期的に刊行されています。2025年6月23日には、最新刊となる38巻が発売されました。そして、2025年9月現在、この38巻の時点では、西浦高校はまだ甲子園に出場していません。
物語は、三橋たちが2年生に進級し、新しい部員を迎えた「2年生編」に突入している状況です。少し前の情報にはなりますが、2024年11月21日には37巻も発売されており、着実に物語が進展していることが分かります。次に何巻が発売されるのか、そして物語がどのように進んでいくのか、今後の展開に期待が高まりますね。
最新刊の情報や連載の進捗については、講談社の公式サイトなどで確認できます。参照:月刊アフタヌーン公式サイト
夏の大会編のあらすじネタバレ
西浦高校野球部は、夏の大会で大きな一歩を踏み出します。初戦の相手は、昨年の優勝校である強豪・桐青高校でした。しかし、三橋と阿部のバッテリーを中心に、西浦は見事な大金星を挙げ、快進撃を続けます。この勝利は、チームに大きな自信を与えました。
続く2回戦では崎玉高校と対戦し、これも勝利を収めます。しかし、物語はここで終わるわけではありません。5回戦で対戦した美丞大狭山高校との試合は、西浦高校にとって大きな試練となりました。相手チームの巧妙な揺さぶりによって、三橋は心身ともに追い詰められ、極度のプレッシャーの中で投球を続けます。三橋と阿部のバッテリーが真価を問われる一戦でした。
なんとか試合には勝利したものの、三橋は熱中症で倒れてしまいます。このため、準々決勝の武蔵野第一戦では、エース不在という厳しい状況での戦いを余儀なくされました。さらに、美丞大狭山戦で阿部も負傷し、代わりに田島が捕手を務めることになります。結果として、西浦高校は美丞大狭山高校に11対6で敗退し、夏の大会は5回戦敗退という結果に終わりました。
夏の大会後〜秋の大会編のあらすじネタバレ
夏の大会での敗退は、西浦高校野球部のメンバーにとって大きな悔しさとして残りました。この経験を経て、部員全員の意識は「甲子園優勝」という明確な目標へと統一されます。
阿部と三橋のバッテリーは、美丞大狭山との試合を深く振り返り、自分たちのバッテリーのあり方について反省します。そして、新人戦に向けた合宿が始まりました。この合宿では、二人の関係改善を促すために、監督から「2人で多くの時間を一緒に過ごす」という指示が出されます。例えば、合宿中の朝食を三橋と阿部が協力して作るなど、共同作業を通して二人の関係性は少しずつ良い方向へと改善されていきました。
読者の声「阿部と三橋の関係が深まっていく様子は、読んでいて胸が熱くなりますね!」
私「二人の成長は、まさにこの作品の醍醐味です。秋季県大会では、強豪・千朶高校との初戦が待ち受けていました。」
千朶戦では、三橋が独断で投球時の踏み込み幅の修正練習を行ったことで、制球が不安定になり、西浦高校は苦戦を強いられることになります。この経験もまた、三橋にとって大きな学びとなったことでしょう。
4市大会・新人戦編のあらすじネタバレ
秋季県大会では、前述の通り、西浦高校は千朶高校にコールド負けを喫してしまいます。この結果により、年内の公式戦は終了となりました。
しかし、西浦ナインは、この悔しさをバネに、秋を越えて心身ともに大きく成長を遂げます。そして、新たな目標を胸に、4市大会(新人戦)へと挑むことになりました。この大会では、かつて夏の大会で対戦した武蔵野第一と再び相まみえることになります。
進化した三橋と阿部のバッテリーが、以前とは異なるパフォーマンスを発揮し、その成長ぶりを試される重要な試合となりました。31巻から35巻にかけては、秋季県大会での敗退後、翌年の体制を整えるための部員の日常生活や練習、さらにはスカウトの様子が描かれています。チームが次なるステージへ進むための準備期間が、丁寧に描かれているのです。
2年生編の最新話ネタバレ
物語は、三橋たちが2年生に進級した「2年生編」に突入しています。この新章では、彼らのさらなる成長と、チームの新たな挑戦が描かれています。
例えば、36巻では、強豪校を視察して得た情報をもとに、成功体験によるメンタリティ強化のため、三橋の祖父母宅までの往復168kmの強歩が実施されました。全員がこの強歩を完遂したことで、ナインそれぞれに好調の兆しが見え始めます。三橋のナックルカーブの球速が上がるなど、皆の成長に繋がる貴重な経験となりました。
さらに、37巻では、西浦高校野球部が新年度を迎え、新しい入部員を迎える様子が描かれています。新たなチーム編成や、レギュラー争いも激化していくことが予想され、物語は新たな局面を迎えています。西浦高校が甲子園出場を果たす日は来るのか、そして三橋たちの2年生としての活躍に注目が集まります。
アニメ公式サイトでも、作品の魅力が紹介されています。参照:おおきく振りかぶって アニメ公式サイト
主要登場人物の結末と今後の展望(まとめ)
主要登場人物たちの現在の状況と今後の展望についてまとめます。残念ながら、『おおきく振りかぶって』は現在も連載中であり、最終的な結末はまだ描かれていません。しかし、これまでの物語から、彼らの成長の方向性や目指す未来が見えてきています。
登場人物たちの現在の状況と展望
- 三橋廉: 中学時代のトラウマを乗り越え、阿部やチームメイトとの絆を深めながら「ホントのエース」へと成長を続けています。2年生になり、甲子園出場という明確な目標に向かって努力を重ねる日々です
- 阿部隆也: 投手に不信感を抱く面もありましたが、三橋とのバッテリーを通して、お互いを深く信頼する関係を築いています。「俺の言う通りに投げれば、お前はエースになれる」という約束を果たすべく、三橋を導き続けています
- 花井梓: 部長としてチームをまとめ、外野手としても活躍。捕手経験もあり、多様なポジションでチームを支えます
- 田島悠一郎: 天才肌の4番打者で、ここぞという場面でチームを救う存在です。阿部が負傷した際には捕手を務めるなど、器用さも持ち合わせています
- 泉孝介: 外野手として俊足を活かし、攻守にわたってチームに貢献しています
- 栄口勇人: 副部長としてチームを支える内野手。真面目で誠実な性格がチームに安定感をもたらします
- 水谷文貴: 内野手。マネージャーの篠岡に片思い中という人間らしい一面も
- 西広辰太郎: 唯一の野球初心者ながら、伝令や三塁コーチャーとしてチームを鼓舞する重要な役割を担っています
- 篠岡千代: マネージャーとしてチームのサポートに徹しています。阿部への好意も描かれていますが、マネージャーとしての職務も全うしています
- 西浦高校野球部全体: 1年生だけのチームから、2年生に進級し、新入部員を迎えることで、さらなる成長を遂げようとしています。甲子園優勝という共通の目標に向かって、日々練習に励んでいます
- 作者のひぐちアサ先生は、物語を三橋たちの高校3年間全てを描きたいとされています。そのため、現時点での最終回はまだ遠い道のりにあると考えられます
- 今後の展開として、新たな強敵との対戦や、キャラクターそれぞれの人間ドラマがより深く描かれることが期待されます
- 阿部と三橋のバッテリーが、最終的に甲子園の頂点に立てるのかどうかが、物語の最大の焦点となるでしょう
- チーム全体の結束力や、各選手の成長が、甲子園出場への鍵を握っています
- ファンの間では、彼らが甲子園優勝を果たす結末を望む声が多く聞かれます
- 登場人物たちの友情や葛藤、そして勝利への執念が、これからも読者の心を揺さぶり続けることでしょう
- 作品全体を通して描かれる野球への真摯な姿勢が魅力です


